やさしいリハビリの教科書 なるほど医療介護経営

いま、介護事業者は、どう対応すればいいのか?

本書の紹介は次のような文章で始まります。

今でこそ病院でのリハビリテーションは当たり前になってきているが、回復期リハビリテーション病棟の開設が認められたのは2000年。時を同じくして介護保険制度が始まっている。しかし、この20年の間にリハビリの環境は激変し、一時は花形であったリハビリ職も地域によっては過剰になってきている。

他の書籍でも何度も何度も繰り返しお伝えしていますが、リハビリを取り巻く環境のみならず、いま、世の中は大きな過渡期の真っただ中です。「コロナ禍」といった全世界を巻き込んだ問題や、働き方やハラスメント問題まで、わたしたちを取り巻く環境はさらに複雑になっています。

地域によってはリハビリ職は過剰になり、
コロナ禍によりデイサービス利用者は激減。
2021年には介護報酬改定も迫っている。

今後、介護事業が生き残るためにはどうすればいいのか?

本書では、PTやOT、STといった異なるフィールドで活動するメンバーでの対談をもとに、リハビリの歴史、三職種のリハビリの違いから2021年介護報酬改定まで、コロナ禍でリハビリや経営に与える影響がどうだったのかについて語られています。

複雑で光が見えづらい時代に、あなたに一筋の光を灯す1冊になりますように。

長 英一郎 (著), 三好 貴之 (著), 小田嶋 裕之 (著), KAMEKICHI (著)