リハビリ職のキャリア形成事業

私、三好は、セラピストのキャリアをつくるべく、次世代のメンバーと共に平成30年、一般社団法人Medi-Care Management協会(以下MCM)という団体を設立しました。

その背景には、わたしたち、理学療法士や作業療法士を取り巻く環境が大きく変化していることにあります。その詳細は共著である「リハビリ部門管理者のための実践テキスト」に記載しておりますが、セラピストを取り巻く環境について、ここで簡単に触れたいと思います。

背景1:セラピストの過剰供給

現在、統計によると、理学療法士、作業療法士、言語聴覚士はあわせて、毎年2万人近くが誕生していることになります。この状態が続けば、供給過剰状態になるのは明らか。定員削減や資格そのもののコモディティ化など、様々な問題が起こることが懸念されます。

また、社会保険料の値上がりや、高齢者の医療費高騰に伴う診療報酬や介護報酬の減点も加味すると、セラピストの年収は結果として中々上がらないことが予測されます。

背景2:求められるスキルの変化

セラピストは日頃から、患者、利用者のために誠心誠意尽くすことを、やりがい、生きがいとされている方がほとんどです。

ただ、求められるスキルは変化してきています。

日本理学療法士協会が公開していた「リハビリテーション関連職種音キャリアアップ指標」(現在非公開)という指標がありますが、ここには年齢(経験年数)により担う役割が記されてあります。この指標にもあるように、新卒から10年経った30歳以上のセラピストは、臨床力にプラス、「マネジメント力」が求められることがわかります。

もちろん、こういった指標だけでなく、現場を見てもこの状況は明確にみてとれますね。新卒採用した人材が3年以内に辞める、責任のある仕事につきたがらない…など、中間管理職不足が構造化していますから、マネジメント力が求められるのは必然的な流れです。

背景3:情報が少ない

たとえば、転職。以前はどこか後ろめたい響きのある言葉でした。ですが、現在は「よりよい環境を求める手段」「ステップアップの手段」というように、転職に対する価値観は変わり、もはや当たり前のものになりました。

また、他業界を見渡しても、働き方改革のもと、「複業」「副業」「パラレルキャリア」といった働き方そのものも変化しています。

一方、セラピストを取り巻く環境は、未だ他業界に比べて情報が少なく、結果、キャリアデザインをしづらい状況になっていることは特徴的です。

自身のキャリアを見つめなおすために必要な3つのこと

これら3つの背景から考えても、セラピストは自身のキャリアを見つめなおさざるを得ない状況に立たされていることは明らかです。ですが、背景の3つ目にあるように、「情報が少ない」のが現状です。

では、「情報」さえあれば、ご自身にあったキャリアデザインが出来るのでしょうか?

確かな「働き方のロールモデル」がある。
その実現の方法やツールも整っている。

それだけで十分でしょうか?

私はそうではないと考えます。

確かな情報に加え、志やビジョンを同じくする「仲間」の存在や、多様な存在を受け容れてくれる土壌、いわば「場」も必要です。

情報。
仲間。
場。

この3つが揃って初めて、その人らしいキャリアデザインが出来ていきます、

そこで、私たちはセラピストとしてのキャリアを真剣に見つめなおしたい人のための「情報」と「仲間」と「場」を提供しようと決めました。それがこの「キャリア事業」です。

セミナーに、足を運んでみませんか?

そこで私が理事を務めるMCMでは、キャリアを見つめなおすセミナーやオンラインサロンをご提供しています。

先ほどお伝えした通り、情報と、仲間と、場が、ここにはあります。体験していただきやすい「インフォメーションコース」もありますから、ご自身のキャリアを真剣に考えたいなら一度、足を運んでみてください。